3月から休校で、一日中自宅で過ごしている子ども達ですが
先日、担任の先生と面談のための登校日がありました。
教育委員会からいただいた資料が、とても大事なことだと思いましたので
共有させていただきます。
もくじ
子どもの不安症状
新型コロナウイルス感染症対策等、連日メディアで大量の情報が流されています。こういった社会全体に関わる大きな出来事が起こると、子ども達にも大きなストレスがかかり、以下のような症状や行動があらわれます。
◎お腹が痛い、頭が痛い、眠れない、寝てもすぐに起きる、食欲が減ったなどの身体の症状
◎いつもより泣く、甘える、イライラする、怒りっぽくなる、ケンカが増える、悲しむ
◎年齢より押さない言葉遣いや行動、おねしょ、おもらし、わがままになる
◎自分もうつるのではないか、又はだれかにうつしてしまうのではないかと不安が強くなる
不安な気持ちがこのような反応や行動となることがあります。これらの反応や行動派、このような状況下では一般的なことであると知っておくことは大切です。
大人はどうすべきか
あわてず温かく見守る
こんな時、大人はあわてず、温かく見守ってください。子どもが話してきたときには、最後まで話を聞いてあげてください。子どもが嫌がらないようであれば、いつもより一緒にいる時間を増やすなどしてください。
毎日の日課を守る
生活の中でできることに目を向けていきましょう。毎日の日課などが守られるようにすると、子ども達の安心感につながります。
正しい知識を伝える
ウイルスや感染防止についての正しい知識を、わかりやすく伝えましょう。一緒に対処方法を話し合うなども、子どもの安心感にもつながりますし、安全への意識も高まります。
情報の選別を
子どもは、テレビやインターネットなどの情報の影響を受けうやすいための注意が必要です。同じような情報を繰り返し受けることで、不安な気持ちが高じて不安定になったり、緊張感を高めたりすることが分かっています。不確かな情報や受け取る情報の量を選別するように心がけてください。
大人の体調維持
子どもを見守る大人自身がよい体調を維持できることも大切です。周りの大人が落ち着いていると、子どもも安心できます。規則正しい生活や、できる範囲のリフレッシュを心がけてください。
大事なポイント
子ども達の不安を和らげるために、大切なことは
1、今回の事態への適切な情報を得ること
2、自分のストレスをみつめ、望ましい対処法などを学ぶこと
などです。
誰かに悩みを聞いてもらうだけでも気持ちが落ち着くことがあります。
なにか不安なことがあれば、各学校のスクールカウンセラーなどの専門家、自治体の教育委員会などに相談してみてくださいね。
◎よりそいホットライン 0120-279-388
https://www.since2011.net/yorisoi/
◎子ども相談室 03-3868-3626
◎チャイルドライン 0120-99-7777
◎厚生労働省 電話相談窓口一覧
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/hukushi_kaigo/seikatsuhogo/jisatsu/soudan_tel.html
2020.4.18