コロナで不安な今、先日、小学校のスクールカウンセラーの先生から各家庭におたよりをいただきました。
こちらが、、自分にとってとてもありがたい情報だったので、共有させていただきます。
スクールカウンセラーの先生からのおたより
新型コロナウイルスによる感染症が世界中で流行しています。
このような状況が続くと、私達はさまざまな感情や反応が生じることがあります。
大人もさまざまな思いをかかえてしまう
たとえば
・自身の体調や仕事や将来について心配になる
・自由が制限されることで怒りや不安を感じる
・最悪な事態を考え、思考が現実離れしたり、落ち着かなくなったり、恐怖が強まったりする
・自分自身の今までの行動はもしかしたら感染の原因となったのではないかと自分を責める
・他の人との交流が制限されているため孤独や寂しさを感じる
・イライラしたり腹を立てたりしやすくなる
今の状況は、混乱していて当然です。
”混乱すること=悪いこと”ではなく、このような反応は自然なことだと理解しましょう。
大切なのは、そのこと自体を自覚し、口に出し、誰かにその思いを大切にされる体験、そしてそのような思いを話す人がいたら大切にすることが大事です。
ただ、「いつもと違う」が悪いことではなく、その程度が激しかったり長かったりするときは要注意です。
おすすめすること
激しく不安になるときには、以下のことを試してみましょう。①自分自身の体調を客観的に落ち着いて見つめ、今の状況を整理してみる②立ち止まって一息入れる(深呼吸、お茶を飲む)
③自分自身をいろいろな角度から観察してみる(考え方、気持ち、ふるまいなど)
④ウイルスに関する情報にさらされるのを制限し、距離をおく時間をつくる
⑤いつもの生活習慣やペースを保ち、心地よい環境を整える
⑥自分ができていることを認める
⑦安心できる相手とつながる
⑧感情を隠したり抑え込んだりせず、周囲の人に意見や感情を共有するように心がける
【参考】日本赤十字社
上記はあくまでも”参考にできたら”ということに留めてください。
”しなければならないこと”という意識はこの状況下では非常に苦しいものです。心が折れそうなときは、周りの人に助けを求めてください。困ったときに話せる人がいない時のため、24時間つながる電話相談を紹介します。
みんなで困難をのりこえましょう。
◎よりそいホットライン 0120-279-388
https://www.since2011.net/yorisoi/
このおたよりをいただき、少し心が救われた気持ちになりました。
「このままどうなってしまうんだろう・・・」自分だけが悩んでいるわけではないと思えば思うほど、他の人に不安を伝えることがいけないことなのではないか、と私自身、不安を口にしないようにしていました。
このお手紙を機に、離れて暮らす父母と電話をして、いまの気持ちをお互いに相談するようにしています。
同じように小学生の子どもを持つ地元の友達に、元気がでる懐かしい動画をおくってみたりもしました。一言二言やラインのスタンプだけでも、”お互いが気にしている”という気持ちが少しの元気や勇気をくれると思います。
距離は離れていなければいけない状況ですが、心はそばに。
ママや先生・・・大人も心を大事にしていきましょう。
他にも自治体によって様々な電話相談サポートがあります。
一人で悩み、倒れてしまうことのないように、ご相談ください。
◎厚生労働省 電話相談窓口一覧
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/hukushi_kaigo/seikatsuhogo/jisatsu/soudan_tel.html
2020.4.18