傷みやすい夏のお弁当!保育園に持っていくときの注意点

普段は給食の保育園・幼稚園ですが、自由登園ではお弁当を。という園も少なくないですよね。子どもはもちろん、その時は先生もお弁当を作って持っていくことに。



 

しかし、気温が高くて湿気も多い日本の夏は、食中毒の原因となる菌が繁殖しやすい環境になります。

 

「自分の作ったお弁当に当たって、保育ができない!」なんてことにならないように、夏のお弁当作りの注意点をおさらいしましょう!

 

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梅雨~夏のお弁当は傷みやすい!

 

6月~9月は高温多湿となるので、食中毒がもっとも起こりやすい季節です。

感染型の食中毒は、腸の中で増えて毒素を作り出す病原性大腸菌O-157など)、カンピロバクターサルモネラ菌などがあります。

また、黄色ぶどう球菌など、通常は人間の手や体についているときは無害でも、食品の中で繁殖すると食中毒の原因となるものもあります。

傷めないコツは菌の繁殖を抑えるコト!

食材は冷蔵庫保存!

室温で長時間放置すると、その間に食中毒の原因となる菌が増殖してしまいます。

調理中も冷蔵庫から出したものをそのままおいておくことのないように。

残った食材も、常温で置いておかず、冷蔵庫に入れるようにしましょう。

 

調理前の手洗いを徹底!

調理の前は、爪の周りや指の間までしっかり丁寧に洗いましょう。

手だけでなく、調理器具も清潔なものを使いましょう。

 

お弁当箱しっかりと洗い、しっかりと乾かす!

お弁当箱のパッキンなど、取り外せるものは外して洗いましょう。

お湯での熱消毒や除菌をしておくとよいです。

 

まな板は食材で分ける

肉と野菜など、まな板は食材ごとに分けることをオススメします。

 

おにぎりはラップで握る

おにぎりを握る際は素手を避け、ラップを使って握るようにしましょう。

おにぎり用の抗菌ラップを使うのもオススメです。

 

中までしっかり加熱!

菌は熱に弱いです。75℃以上で1分以上加熱するのが目安。

 

加工食品や練り物も必ず加熱

食肉加工品(ソーセージ・ハムなど)練り物も必ず加熱しましょう。

いつもは加熱しなくても食べられる食品も、しっかり熱を通しましょう

 

前日の残り物も必ず温めて

冷やしておいたペットボトルを外に出しておくと、いつのまにか水滴が付いているように、

前日の残り物も、冷えた状態でお弁当箱に入れると、水分が多くなり、傷む原因になります。

必ず電子レンジなどで温めてから入れるようにしましょう。

 

冷ましてから詰める

食品の温かいままお弁当箱に詰めてしまうと、お弁当箱の中が湿気でいっぱいになってしまい、菌の増殖の原因に。

10分くらいしっかりと冷ましてから、詰めるようにしましょう。

 

おかずの水気は取り除いてから詰める

汁気の多いおかずは、しっかり水気をとってから詰めるようにしましょう。

 

素手でおかずを詰めない

手は調理をしている間も雑菌がつきやすいです。

おかずを直接触ってお弁当箱に詰めることは避け、菜箸などを使うようにしましょう。

 

フルーツは別の容器に詰める

フルーツは水気が多いので、お弁当箱に他のおかずと一緒に入れてしまうのはNG。

デザート用の別の容器に入れるようにしましょう。

 

ソースやマヨネーズは別容器に

おかずにソースをかけたりマヨネーズをあえたりしていくと、菌が増殖しやすいので、ソース・マヨネーズなどは別容器や小分けのもので持って行き、食べる前にかけるようにしましょう。

 

冷凍ゼリーや冷凍フルーツを入れる

保冷剤の代わりにもなるので、凍らせておいたゼリーやフルーツをもっていくのもオススメです。デザートは別容器に!

 

保冷グッズを使う

食中毒をおこす菌は、10℃以下だと増殖を抑えられます

園に持っていくときは、お弁当を入れる保冷バックの中に、保冷剤を入れてもって行くようにしましょう。

お弁当グッズは、100円均一でも可愛いものがたくさんあります♪

保冷剤

保冷バック

抗菌シート

 

保冷剤付きランチボックス

保冷剤を入れる場所があるランチボックスです。

 

最近は保冷剤一体型のランチボックスもあるそうです。

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傷みやすいNGおかず

夏のお弁当には良くないNG食材はこちらです。

 

水気の多いもの

とにかく水気が菌を繁殖させるのでNGです。野菜のおひたし、漬物、たらこ、明太子も、お弁当に入れたいところですが、夏場は我慢して避けましょう。

 

半熟卵

卵は食中毒の原因となるサルモネラ菌が繁殖しやすいので、中まで火の通っていない半熟卵は絶対にダメです。他の卵料理も、必ず中までしっかり火を通すようにしましょう。

 

混ぜご飯

具にもよりますが、たくさん具を入れたチャーハンやピラフ・炊き込みご飯などの混ぜご飯は、夏のお弁当には入れないほうが良いです。

 

生野菜

加熱していない生野菜は、夏のお弁当には危険です。

おかずの仕切りに使うのもやめておきましょう。

カットトマトもNG、ミニトマトはしっかり洗って、キッチンペーパーで水気をとっておけば安心ですが、ヘタを取ることを忘れずに!

 

じゃがいも・かぼちゃの煮物

でんぷん質が多くて傷みやすいじゃがいもとかぼちゃの煮物は避けるようにしましょう。

ポテトコロッケは傷みやすいジャガイモが入っているので、避けたほうが良いです。

 



 

夏にオススメのおかず

揚げ物

からあげやエビフライなど、中までしっかりと火を通す揚げ物おかずは、夏のお弁当のおかずにぴったりです。

 

濃いめの味つけ

夏は汗をかいて塩分が外に出ている分、濃い味付けが好まれるとされていますが、

塩分や糖分を味付けに多く使うと、塩と砂糖が水分を吸ってくれるので菌が繁殖しにくくなります

ただ、あまり多すぎると体に悪いので、いつもより濃いめくらいで。

 

少し辛めなきんぴらを

汁気の少ないきんぴらも、夏のおかずにオススメです。

ちょっと辛いのも、食欲を増進させる効果があります。

 

夏野菜を彩りに

ミニトマト・パプリカ・えんどう・オクラなどの夏野菜を使うと、彩りの良いお弁当になります。

マリネにしたり、揚げたり焼いたりしても見た目がきれいにできます。

 

殺菌効果のある調味料

酢・わさび・しょうが・梅干など菌の繁殖をおさえる作用のある調味料を使ったおかずだと、傷むことを防ぐだけでなく、夏バテ防止にもなります♪

酢を含ませたキッチンペーパーで、お弁当箱に少し拭いておくのも、酢酸の力で菌を防ぐ効果があるのだとか。

 

保育園ができる子どものお弁当についての配慮

園児のお弁当の保管場所に注意!

お子さんを幼稚園・保育園に通わせているママ達の心配事は、

「園でお弁当はどうやって保管してるの?」ということ。

食べるまで、ロッカーに入れておいたままだと不安・・・というママの相談を、インターネットの掲示板などでよく見かけます。

 

自治体によっては、「弁当の保管には衛生的な配慮が必要」とされていますが、すべての園が対応できていないのが現状。

 

・お弁当は、日光が当たらない、涼しくて風通しのよい場所に置く

・冷蔵庫に保管して、食べる前に電子レンジで温める

 

など、園によって対応はさまざまです。

夏場でも冷蔵庫での保管が難しいという園は、お手紙などで保護者へのお弁当作りの衛生指導ができると良いですね。

 

まとめ

夏場のお弁当は、傷みやすいので、菌の増殖を防ぐ対策が必要です。

 

対策をせずに、常温でそのまま放置すると、3~6時間で細菌が食中毒を起こす量まで増えてしまいます。

お弁当の中身に工夫して、必ず保冷剤などで低温を保ち、

夏でも安心しておいしいお弁当を食べることができるようにしましょう!

 

2020.5.21

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